「キャリアアップ助成金(正社員化コース)」の申請にあたっては、就業規則に「有期雇用契約あるいは無期雇用契約から正規雇用契約への転換制度」について記載する必要があります。
新たに制度を設けたり、制度はあるものの明文化されていなかったりする場合には、就業規則に追加しなくてはなりません。既に規定がある場合も、助成金の支給要件を満たす内容でなければ助成金の受給はできません。
助成金の支給には、有期雇用の従業員を正規雇用の従業員に転換する制度を設ける旨と、転換のための条件、手続き、時期についても就業規則に明記する必要があります。
具体的規定の文案については、専門家である社会保険労務士が作成し、経営者様との合意のもと、従業員様に周知し、必要に応じて労働基準監督署への届出手続きも行います。